10人のうち1人に仕事がない?

mango20109

2011年07月11日 07:59

失業についてはさまざまなデータが公開されていますが、2010年版の『子ども・若者の状況および子ども・若者育成支援施策の実施状況』によると、2009年の失業率は全年齢の平均で5.1%だったことに対し、15歳から19歳の方が9.6%、20歳から24歳の方で9.0%というように、おもに若年層において雇用状況の悪化していることがわかりました。
フリーターでいる方の数も増加していますし、企業でも経営状況が良くないことから新卒者の採用を減らしているなど、景気の低迷が長くなっていることによって若年層が打撃を受けているのです。

雇用対策としては、企業が学校を卒業して3年以内の人材を新卒として雇用すれば奨励金を支給するといったようなことも行われていますが、今ひとつ効果としては難しいところもあります。
無事に就職することができた方についても、スキルややる気はありながらするべき仕事がない『社内失業』という現象も起こっています。

出勤しても仕事がないため、あまり意味のない単純作業をしたり時間をつぶしているというような状況もあるといいます。
社内失業者については、サラリーマンの方のうち13%ほどの方が該当しているともいわれています。

関連記事